平成13年度 学校行事

  入学式(4月17日)

 小学部1年生8名、中学部1年生3名の新入生を迎え、平成13年度は、総勢58名でスタートしました。
 写真は、日本人学校の玄関前での、小学部1年生の記念撮影の様子です。












  中学部交流会(6月1日)

  中学部全員で、「エリザベスモイヤー」という名前のインターナショナルスクールに交流に行って来ました。そこは、インターナショナルスクールですので、在籍している生徒の国籍は様々で国際色豊かな学校です。当然母国語も様々ですが、授業は全て英語で行われています。
  今回は、英語を母国語としない子どもたちが集まっている英語の授業に参加をし、そこで、みんなでゲームをしながら英語で交流してきました。
 写真は、授業中、みんなで話し合いをしている様子です。襟付きの制服を着ているのが、インターナショナルスクールの生徒です。





  体力テスト(6月6・7日) 

 コロンボ日本人学校には体育館もなく、さらに、バレーボールコートを1面作ることができるくらいの校庭しかありません。そこで、400メートルトラックがある広いグラウンドと、写真にあるような大きな体育館をかりて体力テストを実施しました。広い場所で運動ができるだけで、子どもたちは大喜びです。
  外のグラウンドでは、「50メートル走」「ボール投げ」。体育館では、「立ち幅跳び」「シャトルラン」などを行いました。
  写真は、「反復横跳び」をしているところです。

  



  校外学習
  (6月13日〜15日)


  小学部1年生〜小学部3年生は、コロンボ市内で校外学習をしました。
  1日目は、地元の動物園見学と公園での遊具遊び。暑い中、みんなで楽しい時間を過ごしました。
  2日目は、50メートルプールや飛び込み用の台がある大きなプールに行きました。お昼は、マクドナルド。食べたいものを自分で注文しました。
  写真は、プールで遊んでいる様子です。



  3日目は、お買い物学習。おうちの人から頼まれたおつかい(晩ご飯の材料など)の買い物をしました。また、自分のおやつや文房具など、さらに、家族へのおみやげを買う子もいました。
  写真は、マクドナルドで自分のお昼を英語で注文をしているところです。

 

   動物園へはこちらから



 宿泊学習
  (6月13日〜15日)


  小学部4年生以上は、キャンディ・シギリヤ方面に、バスで宿泊学習(2泊3日)に出かけました。
  1日目は、ペラデニヤ大学に来ている日本の歯科医師さんにお会いし、貴重なお話を聞くことができました。夜は、野外炊飯をしました。
  2日目は、シギリヤロックと呼ばれる、昔のお城跡にのぼってきました。頂上まではたいへん道のりが険しく(手すり付き、狭い急な階段)、高いところが苦手な人にとっては、恐怖の連続です。しかし、頂上からの眺めは格別なものがあります。夜は、キャンプファイヤーで楽しいひとときを過ごしました。
  写真は、ペラデニヤ大学でお話を聞いている様子です。


  3日目は、ダンブッラというところの石窟寺院(天然の石の洞窟に作られたお寺)に行って来ました。2日目に行ったシギリヤロックと共に、世界遺産に登録されています。
  帰りのバスの中では、楽しいゲームや歌で盛り上がりました。
  写真は、ダンブッラの黄金大仏です。











小学部交流会(6月30日)

  小学部全員で、現地の学校「スタッフォードインターナショナルスクール」まで出向き、「英語で会話すること」を目的の一つに交流をしてきました。子どもたちは言葉を越えた交流もできますが、普段日本人学校で学習している「EC:英会話」の成果を生かしながら、積極的に話しかけていた子もいました。
  低学年(1・2年生)は、図工の学習。中学年(3・4年生)は、ダンスの学習。高学年(5・6年生)は、演劇の学習を一緒にしました。
  
  




  学習の後には、ケーキとジュースのおもてなしがありました。子どもたちは大喜びです。(現地の学校では、学校でお昼ご飯を食べる習慣はなく、中休みにお菓子などを食べます。)最後に、全員でボールゲームをし、お互いに歌をプレゼントし合ってお別れしました。
  次回(11月23日)は、逆に日本人学校に招待をして交流を行います。
  写真は、クレヨンや色鉛筆、水彩絵の具などを使って絵を描いている、低学年の交流の様子(上)と、全員でボール送りゲームをしている様子(下)です。






 七夕祭り(7月7日)

  7月7日の土曜日(七夕の日)に、2部形式で七夕祭りをしました。
  第1部は、保護者の方々が準備してくださった出店(食べ物・ゲームなど)で、日本のお祭りの雰囲気を堪能しました。
  第2部は、児童生徒会本部委員会が企画したダンス(ジェンカ・東京音頭)やゲーム(風船割りゲームなど)でお父さんお母さん方と一緒に楽しみました。また、各自が短冊に願い事を書き、笹の葉にその願いを託しました。スリランカにいながら、日本の文化に触れることができる大切な行事の一つです。
  写真は、日本のお祭りにもよくある、水風船つりの様子です。一人で5個もつった子もいました。



 縄跳びチャンピオン大会
  (7月13日)

  年に2回、縄跳びチャンピオン大会があります。朝の体育集会や、月に1回の縄跳び検定。さらに、休み時間や家庭での練習など、日頃の練習の成果をみんなの前で発表する機会です。
  大会種目には、各跳び方毎に、回数を競い合う「回数跳び」と、誰が長く跳び続けられるか競う「時間跳び」があります。それぞれの種目で1位になった人がチャンピオンとなり、表彰されます。
  大会は、小学部・中学部が同じ種目で競い合いますが、中学部ばかりにチャンピオンが多いというわけではありません。種目によっては、小学部低学年がチャンピオンになることもあります。

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 運動会(9月30日)

  当日の朝にすさまじい土砂降りの大雨が降り、一時は、運動会実施が危ぶまれました。しかし、日本人会の大人の皆さんや日本人学校の子どもたちが、みんなでグラウンドの吸水作業を頑張ったことで、グラウンドの状態も良くなり、少し開始時刻が遅れただけで、どうにか運動会が実施されました。そして、お昼前には、いつもの暑い日差しが戻り、朝方の雨が嘘のように晴れ上がっていました。
   写真は、紅白集団演技・赤組の最後の決めポーズです。




  今年の運動会は、スリランカ日本人会(大人の人たち)との共催の運動会という特徴を生かして、大人と子どもの合同種目(障害物競走)や、スリランカらしい種目(クリケットリレー・キングココナッツ投げなど)を行うなどしながら、楽しい1日を過ごすことができました。
  日本人学校の運動会の特徴に「紅白集団演技」があります。全校生が赤組と白組に分かれて、それぞれ組毎にテーマを決め、小学部1年生から中学部3年生まで全員が力を合わせながら、一つの演技を約1ヶ月かけて作り上げます。今年は、赤組がソーラン節、白組がよさこい踊りをアレンジしたものに応援を織り交ぜながら演技を作り上げました。当日の演技はもちろん言うまでもありませんが、企画を練る段階から、下級生への演技指導まで、中学部の生徒や小学部高学年児童の頑張りが目立った運動会となりました。
  写真は、白組の紅白集団演技の様子です。



 新校舎見学会(10月6日)

  1999年11月に学校建設委員会が発足して以来、スリランカ日本人会が一丸となり、新校舎建設に向けて努力を続けてきてくださった結果、いよいよ、2001年12月に新校舎が完成する運びとなりました。そこで、完成の前に、建築中の校舎の様子を子どもたちにも見せるという意味も込めて、新校舎見学会が実施されました。
  完成してからは見ることができない煉瓦造りの壁の中の様子を見たり、自分のクラスがどこになるのか想像をふくらませたりしながら新校舎を見学しました。




  校舎の中には、雨天時にも簡単な遊びができるような、自然の光をうまく取り入れた吹き抜け型のプラザがあります。そして、各教室(廊下)がそのプラザを取り囲むように配置されています。また、校庭も今までのものよりもだいぶ広くなり、外での遊びのレパートリーも増えることでしょう。子どもたちは今からたいへん楽しみにしています。
  新校舎には、2002年4月に移転する計画です。
  写真は、吹き抜け方のプラザを見ている子どもたちの様子(上)と、新校舎入り口付近の外観(下)です。





 モルジブ修学旅行
  (11月7日〜10日)


 2泊3日で計画をしていた修学旅行。9日に予約を入れておいた帰りの便が、出発前日になって突然キャンセルの知らせ。帰る飛行機がなければ・・・・。どうにか10日に帰りの飛行機がとれ、1日延泊ということで一件落着しました。
 しかし、事件はそれだけではおわりません。帰りの飛行機に乗ろうと、10日の午前中に空港まで行くと、ダブルブッキングで飛行機に乗れませんでした。

 結局、学校に着いたのは11日の深夜1:00。しかし、子どもたちはそんなハプニングをものともせず、予定よりもたくさん滞在できたことを逆に喜んでいました。3泊5日の思い出に残る修学旅行となりました。
 写真は、シュノーケリングを楽しんでいる様子(上)と、全員(小学部6年児童5名・中学部2年生徒3名・引率教諭3名)のバドゥーアイランドでの集合写真(下)です


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  中学部交流会(11月15日)

 前回の交流(6月1日)は、相手校に出向きましたが、今回は、日本人学校へ招待して交流を行いました。相手校は前回に引き続きエリザベスモイヤー校です。
 今回の交流では、
英語を使ってのコミュニケーションはもちろんですが、日本の文化を紹介し、日本の良さに触れてもらうという目的で、日本文化の一つである 「書道」を体験してもらいました。
 写真は、字の書き方を教えているところです。






 小学部交流会(11月23日) 

 小学部も、中学部同様、日本人学校へ来ていただいての交流会です。前回、6月30日にこちらから交流に行った「スタッフォードインターナショナルスクール」の友だちが来てくれました。
 低学年は、日本の伝統的な遊び(コマ回し・お手玉・けん玉・だるま落としなど)や、子どもたちの手作りおもちゃ(魚釣り・トントン相撲など)で一緒に遊びました。中学年は、日本の踊り(東京音頭・よさこい踊りなど)を教え、一緒に踊りました。



高学年は書道をし、仕上がった作品をおみやげとしてプレゼントしました。
 また、休み時間には、一緒にフラフープをしたり、バスケットボールや縄跳びをしたりしながら、皆思い思いの時間を過ごすこともできました。そして最後に、全員でジェンカを踊ってお別れしました。
 今回は、お迎えをする式やお別れをする式での英語の挨拶や、日本の文化を紹介するための英語での説明を事前に子どもたちで考えるなど、英語のスピーチをする良い機会ともなりました。
 写真は、コマ回しをしていている様子(上)と、東京音頭を踊っている様子(下)です。




書写大会(12月15日)

 1年間の書写の成果を、全校生で発表し合いました。小学部1・2年生は、硬筆。小学部3年生以上・中学部は、毛筆で表現しました。出来上がった作品は、その日のうちにホールに掲示し、子どもたちはもちろんのこと、保護者のみなさんにもご覧いただきました。
 日本の学校では「書き初め」ということで、年の初めに行っている行事ですが、同日に実施した「もちつき大会」とともに年末に行い、コロンボ日本人学校の1年を締めくくりました。
 写真は、小学部5・6年生の様子です。
 



 もちつき大会(12月15日)

 子どもたちがとても楽しみにしている「もちつき大会」です。
同日実施の「書写大会」が終わると、待っていましたとばかりに子どもたちが外に飛び出してきます。
 
当日は、来年度の新入生も招待し、その新入生から順に中学生まで、全校生でもちつきをしました。
 毎年恒例の行事にはなっていますが、前年度のもちつきを経験していない子ども(転入生)の中には、もちつき自体が初体験という子も少なくありません。逆に、日本にいた方が経験できない行事になりつつあるのかもしれませんね。



 児童生徒が書写大会で頑張っている時間に、保護者のみなさんは、朝からおもちと一緒に食べるお漬け物やみそ汁などの準備です。そして、一臼つき終わるたびに、あんこ・きなこ・しょうゆ・大根おろしなどで一口大のおもちを作ってくださいました。
 子どもたちは、つき終わった学年からそのおもちを取り皿に取り、みんなで競い合うようにおもちをほおばっていました。多い子は、20個近くもおもちを食べました。
 写真は、もちつきをしている小学部3年生児童の様子(上)と、おもちやみそ汁をおいしそうにほおばっている小学部4年生児童の様子(下)です。



 
 お楽しみ集会(12月20日)


 その名の通り、みんなのお楽しみ集会です。各学年毎の音楽的な発表(授業でやっている内容:歌、鍵盤ハーモニカやリコーダーなどの演奏)の他に、学年を越えた有志による出し物が名物となっています。歌あり、おもしろ劇あり、楽器の演奏あり、漫談あり。普段の学校生活では見られない子どもたちの姿が見られました。
 さらに、新聞を使ったゲームやビンゴゲームなども行い、全員で楽しみました。
 写真は、小学部4・5年生女子有志による換え劇「白雪姫」の様子です。




 JSCフェスティバル
  (2月16日)


 3学期最大の行事、JSCフェスティバルです。
 小学部低・中・高学年。そして、中学部。それぞれのグループごとに、子どもたちの実態に応じた出し物を披露しました。また、本校は、年間を通した英会話(EC)の授業も、週に2回実施していることから、英語劇も毎年行っています。詳しくは、「JSCフェスティバル特集」をご覧下さい。
 写真は、小学部3・4年の「いけいけ しゅぎょうにん者たち」の様子です。

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